30代のママがオーストラリアでMBA留学をするブログ

オーストラリアのメルボルン大学でのMBAを体験について書いてきました。子供2人を持つママが移住生活頑張ってます。

【メル大生必見】皆んな大好き無料支援制度

ビジネススクールはメル大の子会社的存在であり、別物として見られてます。
しかし、ちゃんとメル大の在籍学生であり、メル大の学生向け制度は大いに利用して構いません。でも情報が学部生と比べると来ないのでアンテナを張ってて下さい。

今日は私が知るメル大の学生向けのお助け制度をご紹介します!
物価が高騰するメルボルンでこういった制度は貧乏留学生には助かります。

食品・必需品

私が大変お世話になってる食品の無料配布制度です。事前登録しないともらえない物があるのでご注意!
こんな感じで色々もらえます↓
(写真はFresh food とFrozen bitesの両方を詰めた箱です)

Fresh food

野菜や果物が平均で月に1-2回のペースでもらえます。かなり人気なので自分の番になるまでたまに2ヶ月に一回しか案内が来ない時もあります。
こちらのサイトで事前登録して、案内が来るまで待ちます。
students.unimelb.edu.au

Frozen bites

こちらも上記のサイトで事前登録が必要ですが、こちらは週に一回くらいで案内がきます。
大きな冷凍食品が4個ぐらい無料でもらえますが…
めちゃくちゃ不味い‼️本当に不味い‼️
あまりの不味さに私はこっちは退会しました。
人気が無い理由がわかります…

Union mart

こちらも大人気無料制度です。
今年から事前登録は不要で、指定された日時に先着順で利用できます。一日125人まで。
umsu.unimelb.edu.au

内容としてはスーパーの様に無料で食品だけでなく生理用品など生活に必要なものがもらえます。
各学生は週に30ポイント保持しており、そのポイント内であればスーパーで好きなだけ品物がもらえます。
週や時間によってたいした物を置いてない時がありますが、これはその時の運です。
毎週あるので空いてる時間に早めに行けば受付てくれます。

UMSU International Brekkie

こちらは無料の朝ごはんです。
留学生学生団体が運営している行事であり、列に並んで学生証を見せればOK。でも大人気なので早めに並ぶ事をお勧めします。
月・水・金の午前9時半からStop1の近くのGraduate Buildingの近くで配布されてます。
朝ごはんの内容は毎回変わります。ドーナッツ、フライドチキン、ワッフル等々。
事前予約は不要なのでできれば9時ぐらいに並びましょう。
場所は毎回変わるので彼らのInstagramで事前にチェック↓
https://www.instagram.com/umsuintl?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==

ジム

ビジネススクールの学生は裏手の小さいLincolnジムの使用料が無料です!入学してから利用前に事前登録及び初回利用時にジムで登録すれば無料です。
メル大の奥にプール付きの大きなジムがありますが、こちらは有料ってことになってます。
しかし‼️現在Lincolnジムは長期間閉鎖中なのでメインジムの受付に閉鎖中のLincolnジム利用者ですと伝えれば無料で自由に使えます。
でも閉鎖する前から周りの学生に聞くと、「受付の人にビジネススクールの学生で、無料登録してます」と言えばゲート開けてくれるよ、と言ってたので、Lincolnが再開しても使えるかも?

学割

日本だとキャンパス付近は学割が効くお店が多いですが、メル大はそこまで無い気がします。
博物館、美術館はstudent discountやconcessionsなどがありますが、割引率も日本ほどではありません。
ファミリー割(2 adult & 2 childrenのセット割)の方が安いので私は学割はほとんど使ってません。さすが子供や子育て世代に優しいオーストラリア。
通信会社も少しですが学割があるので契約の際は学生証をお忘れなく!


他にもメル大内でも外部機関でも不定期に貧乏学生を救済するイベントが開催されてます。
ただビジネススクールの方にはなかなか情報が流れないので、学部生の交流サイトをみたり、メル大の学生団体のホームページを検索したりすると出てきます。あとはstop1という学生用お助け窓口に行き、経済的に困ってるので助けてくれる制度やイベントありませんか?と聞くと助けてくれます。
こういった制度やイベントは経済状況の証明はいらないので、遠慮せず自由に使って大丈夫です。

久しぶりの学生生活はこういった優遇制度も大いに利用しないと‼️

【悪徳業者に注意!】クレームと交渉の世界

オーストラリアはワークライフバランスもあって、みんな優しくて、移住して良かった!といつも思いますが、今日はオーストラリアの裏の部分もお伝えしておこうと思います。

日本人で日本にいると高齢者ではない限り詐欺に遭遇することはあまり無いのではないでしょうか?

オーストラリアでは詐欺、こちらではスキャム(Scam)と言いますが、とにかくめちゃくちゃ多い‼️‼️‼️
オーストラリアにいらっしゃる方はご注意下さい。


・車を持ってないのに役所から「車の滞納金があるのでココをクリックして払って下さい」の嘘テキストメッセージ
・電話で「あなたのインターネット回線がおかしいので調べる為にまず名前、住所、電話番号を教えてください」
・不動産や求人に関する偽の広告
・日本人による日本人への詐欺→とても悲しいですが、日本人であることで安心させ、同郷の人から騙し取る卑劣な詐欺があります。

こちらはほんの一部の例です。
特に日本人はアジア人の中でも声を出さないし泣き寝入りしやすいと思われてます。
こんなにあると、もう何において疑うしかありません。

慣れるまでは不安を感じたら正直に相手に伝える

「申し訳ないけどscamが多いのでこの取引にも不安を感じてます。証拠が残るようにメールで対応してもらってもいいですか?」
「不快に感じたら申し訳ないけど、scam対策としてあなたの身分証や連絡先を下さい」

オーストラリアに住む人は全員scamがめちゃくちゃ多い事を知ってます。なので枕詞に「疑って申し訳ない」と言って丁寧に不安を言えば、相手も共感してくれて、何のマイナスにもなりません。あなたにはこのscam大国では疑う権利があります。

scamを疑われた相手の反応は大体二つに分かれます

①「scam多いもんね!私もやられた事あるよ。私はscamじゃないから信用してもらえるなら何でも提示するし、助けてあげるからどうぞ遠慮なく言って!」
②「疑うなんて最低だ!とにかく金をよこして交渉を進めろ!」

クロなのはもちろん②です。そう言った方は私達が疑うと逆切れして高圧的な態度を取るか、逃げてきます。

例として私が最近経験した悪徳業者の話をしますので参考までに↓

メル大の留学生は注意⚠️自転車修理屋編

メル大キャンパス内に自転車修理屋がありますが、ここは学生の足元を見てて、かなりの殿様商売をしてる酷いお店として学生間では有名です。

これを知ってた私はキャンパスのすぐ外にあるGoogle reviewが以上に高い自転車修理屋に行きましたが、こちらも英語が喋れない留学生をカモにするとんでもないお店でしたのでその体験を注意喚起と対策として載せておきます。

ビジネススクールの南にあるこの自転車修理屋に息子の自転車のブレーキを調整しに行きました。
その時に担当した大柄のオーストラリアおじさんの声が小さ過ぎて聞き取れなかったので、「Sorry, なんて?」と私が聞き返したら、ニヤニヤしながら「僕の英語が理解できないのか?」と馬鹿にしてきました。

この時点で若いアジア人=英語が弱い留学生と見られて舐められてることに気づくべきでした。
でも息子が早く自転車に乗りたがってるので自転車を預けました。その時は値段確認し、修理内容と金額に合意しました。

しかし、自転車を受け取りに行くとブレーキは直ったけど自転車の鍵が完全に破壊されて、前輪が完璧にペチャンコになってました。
旦那と預ける前にどこを直してほしいか伝えるため、2人で全体を朝に確認しましたが、その時は鍵もタイヤも問題ありませんでした。

そして店員のおじさんは「俺が修理した時は問題なかった。けど俺の責任ではないから直して欲しければ修理代を追加で払え」といい、高額な修理代を要求してきました。

私は「持ち主の手から離れてお店の管理下の間に壊れたならお店の責任です」と言うと大柄な彼は物凄い剣幕で大声で怒鳴ってきました。
さっき言った②の対応です。

私も気の強いおばさんなので、「そんなdisrespectfulな対応をするならもうあなたとは話しません。私はあなたより小さいし弱いので恐怖を感じてます。今日は預けた時よりも更に壊れたこの自転車を持ち帰り、consumer affair(消費者窓口)に通報して彼らの指示に従います。」と言い、去ろうとしました。

そしたら今度は「consumer affairs の名前を出すな!お前こそその名前を出す事で俺に恐怖を与えてる。Consumer affairsにお前の小さい問題で無駄な時間を取らせるな!」と更に怒鳴ってきました。
「お互いが恐怖を感じてるならもうお互い話さない事が一番ね」と私は言い、私を呼び止めるオジサンを無視して激おこプンプン丸の状態で帰宅しました。

子供用の自転車に危害を加えて、高額な修理代を要求して、楽しみにしてた息子が悲しむ顔を見て、どこが小さい問題だ L(゚皿゚メ)」むきー

するとすぐにお店からラブコールのような鬼電が何度もきましたが、全て無視しました。
こういった攻撃的で感情的な人は相手をしてはいけません。正直に「恐怖を感じてるので対応しません」と伝えて逃げて下さい。
恐怖を消費者に与える行為はドンドンお店の不利になるので無視して大丈夫です。

そしてぷりぷり怒った私は翌日consumer affairに相談したところ、丁寧に問題を解決する手続きを教えて頂きました。おかげ次の週にはお店に壊されたパンク修理代及び鍵の代金をお店が送金してくれました。
そのお金で別の自転車修理屋に行き、パンクも鍵も直して頂きました。そこの自転車修理屋は誠実でめちゃくちゃいい対応だったのでオススメです!電車に自転車を乗っけて行けばシティからすぐです↓

www.bikesplease.com


最初のお店からは送金だけされて、謝罪などはありませんでしたが、消費者窓口はこのお店の行為は消費者法(Australian Consumer Law のsection 60)に違反しており、あまりにも手慣れてて、今回は初めてでは無い様な口調でした。このお店が要注意リストに載ったことなので、今後留学生から新たな被害者がでないことを祈ります。

私は英語でバンバン反論できる強気なオバちゃんだったのでお金が帰ってきましたが、他の英語に自信がない留学生は圧倒されてまた被害に合わないか心配です。

でも被害者であっても態度には注意!

前も言いましたが、オーストラリアはお客さんだろうと従業員だろうと人を大切にする国です。被害者だからと言ってクレーマーの様に加害者側に酷い態度や口調をした場合は、被害者であっても許されません。

理不尽だと感じたら、相手にレスペクトを持って交渉してください。
ここがアメリカと違うなと感じました。アメリカンスクールに通ってた時はディベートや交渉を通してどれだけ論破して一人勝ちする方法を学びましたが、オーストラリアはお互いが気持ちよく解決出来る方法を取らないと掛け合ってくれません。
なんなら日本と一緒で移民や外国人である私たちより自国民を優遇しますので注意してください。

くれぐれも日本の「お客様は神様」の態度で従業員を批判して問題解決しようとしないでください。

相手が強気になり、理不尽な言葉を並べて英語力と態度で圧倒させようとしてきたら、すぐに引いて、正直に「恐怖を感じます。私たちの間では解決できません。Consumer affairsに相談して解決しましょう」と伝えて下さい。相手があなたに対してリスペクトがなければ、私の様にその場から去って下さい。相手と同じ態度で反撃してしまうと、あなたも不利になってしまいます。
もし相手の態度が軟化したらそのまま交渉してもいいですし、私の様に余罪がありそうなお店で、他の被害を食い止める必要がある場合はその場から逃げてconsumer affairに相談してみて下さい。

最後に

オーストラリアはこんな悪徳業者のお店ばかりではありませんからご心配なく‼️
殆どのオーストラリア人は弱い人を助ける優しい人たちで私は大好きです。
でもscamにはくれぐれもご注意を!

医療面で感じる違い

日本とオーストラリアの医療はどちらもいい所と悪い所があるのでどちらが良いかは言えません。
ただ、今日は前日私が怪我をした時にオーストラリアの医療面での対応や配慮についてかなり違いを感じたので書きたいと思います。

怪我の内容

単純ですが、お風呂場で盛大にコケました。
下記の図の様に湯船から出ようとしたら足拭きマットがズレて、まず恥骨を強打しました。
そのまま後ろに倒れ、反対側の湯船の縁を掴もうとしたら濡れてて、両手が滑って顔面で着地しました。

お風呂場は血の海で、夜9時だったので家族に緊急病棟に連れてってもらいました。

そこでの出来事です。

Emergency Department

日本の様にオーストラリアでも救急は何時間も待ちます。これを知っていたので家族は私を送り届けた後は帰ってもらいました。
最終的には午前3時に1人で帰りました…

まずトリアージの看護師に話をした後、私は流血が止まらず、比較的重症なのでベッドで横になる様に言われました。
そこで何時間も待っていたらやっと若い男性医者が来ました。

顔面の怪我は出血は多いものの、ラッキーな事に縫う必要はありませんでした。その場で処置してもらい顔面の治療は終わりました。

そして今度は恥骨の怪我。
実はこっちの方がずっと激痛でした。

医師とのやり取り

医者👨‍⚕️「では下半身の診察をします」
私 (自分でズボンと下着を下ろそうとする)
医者「あ、まだchaperoneが来てないのでまだ見せないで下さい」
私「???」
男性看護師到着
医者「では彼と一緒に確認しますがよろしいですか?」
私「?? あ、はい…」

男性看護師は別に手伝う訳でもなく、ただ後ろで立ってるだけの中、私は自分で服を脱いだ後、医者が私の内出血で腫れ上がってる恥骨を確認します。
かなり強く打ったのでレントゲンを撮る事に。

レントゲン室では放射線技師の女性が待っていました。
技師「今chaperoneになる人がおらず、私しかいないので、私が退室したらズボンと下着を脱いでタオルで隠したら呼んで下さい」
私(さっきからChaperoneって何???)

こちらもラッキーなことに骨折もヒビもありませんでした。
そして治療が終わり、やっと帰宅する事に。

最後に治療のサマリーを渡されましたが、私が下半身を露出した時の事が細かく書かれており、「Chaperoneの◯◯看護師に同席してもらい、患者の同意を得た上で、患者が服を自身で脱ぎ、◯◯医者が下半身を診察した」と記載されてました。

そこでやっと何故あの様なやり取りがあったのかわかりました。
オーストラリアでは異性だろうと同性だろうと、医療機関で患者へのセクハラで訴えられない様に裸を見せる時は必ず立会人(chaperone)が必要みたいです。
これは日本とは大きく違う文化だと感じました。

私が出産した時の産婦人科医は全員男性の高齢なお医者さんで、私も感覚が麻痺してなんの恥じらいもなく医師と妊婦の2人きりの状態でも下半身を見せて健診や出産をしました。
多分出産経験のあるお母さんはわかると思いますが、出産時なんて「局部を見せるのが恥ずかしい」なんて考える余裕はありません。
なんならお爺ちゃん医者に早く産ませろとキレるぐらいの勢いです。

こちらでは医師であっても裸を見せるのは今回のような妥当な理由がない限りしてはいけない事のようです。性暴力はこちらでは本当にシリアスな問題として扱われます。ましてや医師など職権濫用をしてのセクハラは最大級の問題です。

今回はその文化や価値観の違いに驚きました。
母となり、自分が女である事を忘れる時もありますが(笑)、今後は医者や看護師の前であっても自分の体は自分で守らないといけない事を実感しました。

そしてもう一つ驚いたことが…

家庭内暴力の疑い

翌日は救急ではなく、いつものクリニックの担当医の所で怪我を診てもらいました。
救急サマリーを読んだ担当医の第一声は、
「本当にお風呂でコケたんですか?」
「あなたは家で安心できますか?」
「身の危険を感じたら相談できる窓口はありますか?」
と明らかに旦那の家庭内暴力を疑われました。

私は驚きながらも本当にコケただけであることを説明しました。

驚いた事に、この質問をしてくるのは彼だけではありません。

息子の診察がちょうどあったので付き添ったら、今日は息子が患者なのに、息子の医師も私を見て、疑いの目で同じ質問をしてきました。

他にもご近所さんや見知らぬレジのおばちゃんにも怪我のことを聞かれます。
多分隠したい暴力に対して「風呂でコケた」があまりにもよく使われる言い訳なんでしょうね。

日頃から私の子供たちや弱者を守ろうとする価値観はオーストラリアは物凄く強いと感じました。その意識が強すぎて毎回説明するのがめんどくさいぐらいです。でもとても良いことだと思います。

おかげで可哀想なウチの旦那は色んな人に疑いの目を向けられてます(笑)

少しお節介過ぎるぐらいじゃないと社会の弱者は守れないのでしょうね。
こういった文化や価値観は是非日本でももっと持って欲しいです。

学んだこと

この大怪我でオーストラリアの弱者を徹底的に守る姿勢を感じて感心しました。

そしてお風呂は滑り止めを大量に買って、もう絶対に誰もコケない仕様にしました。

皆さんは安い足拭きマットにはお気をつけてください。

最高のワークライフバランス

度々オーストラリアで感じる風習が、

 

「人を大切にする文化」

 

知らない人でも挨拶をしたり、なんの躊躇いもなく席を譲ったり、豪雨の時に傘をさしてない人がいれば途中まで入れてあげて雑談したりと、とにかく他人にも優しいのがオーストラリア。

 

働く人を守るのもオーストラリアの文化です。

こちらのレストランは土日祝日は営業していますが、バイトの時給が+50%または+100%に倍増することが法律で決まっています。それだけ休日に働くことは個人の大切な時間を奪っているという意識を事業主も持っています。なのでこの高い時給をカバーする為にレストランを利用するお客さんもサーチャージとして、土日祝日は+15%ほど会計にプラスされます。

 

日本人が土日出勤をしたり、サービス残業したりしますが、こちらではそれはとんでもないことです。むしろそんなことをしたら家族の時間を疎かにしている、プライベートライフがない悲しい人と見られて、人間としての周りからの評価が下がってしまいます。

 

そして人生の選択や家族の時間の為に職場が柔軟に対応してくれるのもオーストラリアの良いところです。

 

息子の担任が新年度早々に退職

先日起こったエピソードで文化の違いを感じたのが、息子(小6)の担任が、ボーイフレンドの海外転勤についていく為に急遽退職することが辞める1カ月前に発表されました。

校長からのメールもこの理由が書かれており、彼氏と海外勤務できるなんてエキサイティングで羨ましいね!っと、とてもポジティブに書かれており、校長も親も生徒も応援する気持ちで送り出していました。

 

日本で婚姻関係にない男女の為に、自己都合で急遽受け持っているクラスの担任を変えたらPTAやら親から猛クレームが来そうです(笑)

 

でもこちらでは、先生なんてたくさんいるして、替えもいくらでも探せるし、それよりも職員一人ひとりの人生を大切にして、周りのみんながハッピーな人生を送れるために支え合おうという気持ちです。

 

こういったエピソードを日々経験して、オーストラリアのワークライフバランスは最高だなと思います。

 

もちろん仕事する量もスピードも日本と比べると少ないので、メールの回答が遅かったり無視されたり、行政がカタツムリ並みにしか動かなかったりしますが、こちらの人はお互い様だからという気持ちでゆったりしているので誰もピリピリしていません。

 

日本式に長時間頑張って働いても、長い目でみたら人として失う物の方が多い気がしてきました。オーストラリアぐらい緩い感じで仕事をして、大切な家族や友達との時間を大切にして、人生を謳歌するスタイルが私には合っています。

 

移住して良かった!!

 

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卒業式&卒業ビザ

卒業式

遂にこの時が来ました。2年間のMBA生活が終わり、無事卒業式を迎えました。

今年の卒業式は市の中心地にあるTown Hallで行われました。

昔はメルボルン大学のキャンパス内で行われていましたが、卒業生がどんどん大きくなっているので、数年前からこのTown Hallで行われるようになりました。

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オーストラリアの卒業式はイギリス式だそうです。

私は高校がアメリカ式のラフな感じの卒業式で、ガウンを着て最後に帽子を投げました。

大学は日本式で、つまらないおじさんたちの話を聞いて終わりました。

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今回はイギリス式ということですが、四角い帽子とガウンはアメリカと一緒でした。ただ帽子投げは正式なイギリス式ではやらないそうです。最後に同級生同士で非公式にはやりました。

そしてステージにいる学長や教授はスーツでなく、よくわからない伝統的な変な恰好をしていました。

学長と変な帽子

 

式の内容は学長の挨拶、卒業生の講話、学生一人一人が名前を呼ばれて学長を握手して終わりといったシンプルな感じです。

 

ガウンや帽子の着付けがあるので卒業生は7時集合でした。

式は午前中で終わります。

子供たちと旦那は私がステージで呼ばれ終わったら、子供たちが我慢できず、退出しました。式の大半は学生が呼ばれるだけなので、百人以上いる関係ないpart timeの学生が呼ばれる間は暇でした。暇過ぎてfull timeの学生でやっているチャットアプリで同級生同士冗談を言ったりして、ふざけあっていました。

 

卒業式が終わり、もうMBS行事はすべて終了です。

ただ、他のMBAも一緒だと思いますが、卒業後もMBAネットワークは強く、今後も仕事をしていくうえで重要になってくると思います。

 

とりあえず、自分にお疲れ様!よく頑張った!

 

↓私と長男、長女と一緒に記念撮影

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卒業ビザGET!

ずっと待ち続けていた卒業ビザをゲットしました。もし私に持病がなければもっと早くもらえたと思います。

 

大まかな流れをお伝えします。

7月下旬 大学から学位完了証明書を入手

8月初旬 卒業ビザの申請完了

       ↓

     直後に健康診断を要求(こちらはおそらく自動的)

8月半ば 健康診断結果提出

       ↓

     直後に持病の専門医の診断書を要求

     (この予約が10月末しか取れず)

10月末 専門医の診察が終わり、診断書を提出

11月初旬 卒業ビザGET!!

 

ご覧の通り、専門医の診断書がいらなければおそらくすぐにビザがもらえたと思います。

健康診断を受けた先生からも言われましたが、日本は信頼されてる国だから何事も有利だそうです。

卒業ビザをゲットすることでやっと正式に就活ができます。

なぜならフルタイムで働く権利がない人は相手にされません。

 

いざ就活!

と思いきや、こっちはもうクリスマス休暇に向けてどの企業も求人募集を控え始めてしまいました…

なかなか仕事に就けない…

誰か就職口をくださーーーーーい!

無事MBAの学位認定

遂に先日修士の学位が大学の方から認定されました~!

この紙切れ一枚で私のMBA留学は終了となります。

今度はどんな内容でこのブログを進めていきましょう。

私の次の年に日本人が1名、さらに次の年に日本バックグラウンド3名が入学されていて、着々と日本勢が増えています。

私はもう卒業したので、みなさんを現役の日本人学生につなげられたらな~。

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卒業ビザ

8月の頭に卒業ビザを提出し、翌週に健康診断の連絡がありました。

健康診断は自己負担で$355。。。 ひ~!

そしていざ健康診断。。。。問診で終了。

え???

問診で$355???ぼったくりだぁ~~~~!

 

身長と体重だけ測りましたが、なんと服&靴のまま。

そのため厚い靴底のお陰で身長が5cm伸びました v( ̄Д ̄)v イエイ

適当だ。。。なのに$355。。。

 

健康診断が終わり、ビザの結果を待っていました。

するとまたメールが一通。

「今度は専門医の診断書をもらってきて下さい」

 

こちらにいらっしゃる方はわかっているかもしれませんが、

オーストラリアの専門医の予約を取るには何か月も待ちが必要です。

こちらももれなく自己負担なので$500。。。

 

ということで、この専門医の診断書を入手するまでビザは許可されません。

今は働けるビザがないので就活も出来ません。

 

何事も上手くいきませんね~。

焦ってもしょうがない。

なんくるないさ~。

初PTE

どうもみなさん。

オーストラリアで無職の院卒ニートです。

 

先日ビジネススクールから正式に全ての授業をパスしたと連絡を受けました。

今月末に学位が認定されて、学位記が送付されます。

そして10月に卒業式です。

 

学生生活が終わったのに未だに就職できず、使えないキャリアコーチに毎週呼び出されて落ち込んでる毎日です。

 

PTE 初受験

今は就活を頑張りながら、卒業ビザの為に英語の試験(PTE)を勉強してきました。

もしまだどの英語試験を試験を受けようか迷っているかたはPTEをお勧めします!こちらのビザコンサルもおススメしてましたが、PTEの方が永住権で求められるポイントがIELTSとTOEFLより低いです。

私も前TOEFLでしたが、今回PTEを勉強、受験してみて簡単な気がします。

 

そして、遂に今朝初めてPTEを受けてきました。そして受験2時間後に結果が届きました(笑) 早い!!!

 

私の受験会場はメルボルン中心部(CBD)にあるPearsonの正式なテストセンターです。日本のGMAT会場とほとんど設備は一緒です。

私の部屋は6名受験生がいましたが、TOEFLの時と同じく、スピーキングの時のみんなの声がうるさい!!!

これはどうしようもありませんが、慣れるしかありません。

 

前日にPearsonの有料の正式模擬試験を受けてみましたが、結果は下記の通りでした。

  • Listening - 71
  • Reading - 68
  • Speaking - 89
  • Writing - 72
  • 総合 - 73

 

卒業ビザは50あればいいので全然足りてるのですが、永住権でポイントを貰うためには全項目で79以上必要です。

あんまり勉強してないのでとりあえず今回は卒業ビザ用に受けます。

 

そして本日受けたテストの結果は…

 

  • Listening - 73
  • Reading - 90
  • Speaking - 88
  • Writing - 75
  • 総合 - 80

 

あれ???リーディングどうした??

68から驚異の90点満点獲得。

謎です…

 

リスニングが低いのも謎です…

授業も英語、日常的に聞こえてくるのも英語なのに…

 

ライティングはテンプレートを使わず挑んだので低いです。

これはほとんど勉強してない私のせいなので改善策はすぐ立てれます。

 

しっかり勉強してない感じがもろに出てしまいました。。。

でももう少し勉強すればすぐに全項目79以上はいけそうです。

無職の間に集中的に勉強して、永住権に向けて英語頑張ります!

 

卒業式

10月に卒業式があると申しましたが、実はこの食事会で学生側と学校側がめちゃくちゃ揉めてます…

 

毎年卒業式はTown Hallというメルボルンの伝統的な市民ホールでやります。その後、大学構内にあるこちらもとても伝統的な建物に移動して卒業生だけで豪華なコースディナーが提供される食事会に出席します。

 

卒業式は例年通りなのですが、食事会で問題が。。。

 

例年の食事会の会場がこちら↓

Ormond College Hall

凄いでしょ???

ハリーポッターの世界!

伝統的なこのホールでの食事会を卒業生は楽しみにしています。

 

なのに!!

今年は伝統的な卒業生だけの食事会ではなく、家族や友達を呼ぶガーデンパーティーに変更されました。しかも会場は普通のレストラン。

 

実はこの決定、学校側の勝手な判断で、学生団体に一切連絡がなかったのです。学校側は、家族がこれたら楽しいし、そういった意見も過去にはあったからと話しています。

そう思うならなぜ事前に学生団体に連絡をしたり、学生にアンケートを取らなかった…

 

現在学校と学生が争っていて、別の日に学生主催でこのハリーポッターの世界で卒業食事会をしようと計画しています。もちろんこれが実行されればガーデンパーティーには誰もいかないでしょう。

 

もうぐちゃぐちゃだぁ~。

 

私はうるさくする子供たちをつれてガーデンパーティーは現実的ではなかったので辞退してました。でもホグワーツみたいな会場で、卒業生だけの食事会なら行ってもいいかなと思っています。

 

どうなるかわかりませんが、10月の卒業式と食事会は上手くいきますように!!