30代のママがオーストラリアでMBA留学をするブログ

オーストラリアのメルボルン大学でのMBAを体験について書いてきました。子供2人を持つママが移住生活頑張ってます。

最高のワークライフバランス

度々オーストラリアで感じる風習が、

 

「人を大切にする文化」

 

知らない人でも挨拶をしたり、なんの躊躇いもなく席を譲ったり、豪雨の時に傘をさしてない人がいれば途中まで入れてあげて雑談したりと、とにかく他人にも優しいのがオーストラリア。

 

働く人を守るのもオーストラリアの文化です。

こちらのレストランは土日祝日は営業していますが、バイトの時給が+50%または+100%に倍増することが法律で決まっています。それだけ休日に働くことは個人の大切な時間を奪っているという意識を事業主も持っています。なのでこの高い時給をカバーする為にレストランを利用するお客さんもサーチャージとして、土日祝日は+15%ほど会計にプラスされます。

 

日本人が土日出勤をしたり、サービス残業したりしますが、こちらではそれはとんでもないことです。むしろそんなことをしたら家族の時間を疎かにしている、プライベートライフがない悲しい人と見られて、人間としての周りからの評価が下がってしまいます。

 

そして人生の選択や家族の時間の為に職場が柔軟に対応してくれるのもオーストラリアの良いところです。

 

息子の担任が新年度早々に退職

先日起こったエピソードで文化の違いを感じたのが、息子(小6)の担任が、ボーイフレンドの海外転勤についていく為に急遽退職することが辞める1カ月前に発表されました。

校長からのメールもこの理由が書かれており、彼氏と海外勤務できるなんてエキサイティングで羨ましいね!っと、とてもポジティブに書かれており、校長も親も生徒も応援する気持ちで送り出していました。

 

日本で婚姻関係にない男女の為に、自己都合で急遽受け持っているクラスの担任を変えたらPTAやら親から猛クレームが来そうです(笑)

 

でもこちらでは、先生なんてたくさんいるして、替えもいくらでも探せるし、それよりも職員一人ひとりの人生を大切にして、周りのみんながハッピーな人生を送れるために支え合おうという気持ちです。

 

こういったエピソードを日々経験して、オーストラリアのワークライフバランスは最高だなと思います。

 

もちろん仕事する量もスピードも日本と比べると少ないので、メールの回答が遅かったり無視されたり、行政がカタツムリ並みにしか動かなかったりしますが、こちらの人はお互い様だからという気持ちでゆったりしているので誰もピリピリしていません。

 

日本式に長時間頑張って働いても、長い目でみたら人として失う物の方が多い気がしてきました。オーストラリアぐらい緩い感じで仕事をして、大切な家族や友達との時間を大切にして、人生を謳歌するスタイルが私には合っています。

 

移住して良かった!!

 

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