MBAも半分が過ぎ、そろそろ卒業後の進路のことを考えなければいけません。
私は前々からブログでも言っていますが、オーストラリアにできるだけ残りたいと考えています。
残るためにはもちろんビザが必要です。でも学生ビザは来年の10月で切れてしまいます。
今日はMBA卒業生にはどんなビザがあるのかお話ししたいと思います。
注意点:コロナの影響でビザのルールは日に日に変わっています。ここに書くことはあくまでも参考としてください。実際に申し込む場合は、この情報がまだ最新かどうか確認してから申請してください。
学生ビザ(Subclass 500)
これは現在持っているビザです。昔は2週間で40時間しか働けない制限がありましたが、現在コロナで人材不足な為、今はこの制限はなくなりました。来年の6月末まで制限はありませんが、それ以降はまた制限がかかりますので今後いらっしゃる方はお気をつけて。
しかし、このビザは当たり前ですが、学生の間しか使えません。
卒業ビザ(Sublass 485)
もしあなたのMBAが2年間以上(92week以上)であれば、この卒業ビザを取得することができます。
このビザは就業制限がなく、いくらでも、どの都市でも働けるビザです。
しかし、有効期間には制限があり、2年間のMastersコースの場合、卒業ビザは3年になります。
ただ、現在この3年を5年にしようという動きがあります。でもまだ決定ではありません。
「MBAが2年未満!」という方はこちらへ↓
就労ビザ
こちらのビザは名前の通り、働くためのビザです。
前者のビザとは違い、こちらは雇ってくれた会社がスポンサーになってくれて、ビザの費用も全部負担して、取得するビザです。
技術を持っている方、優秀な方はこちらのビザを取得したいと企業に相談してみてはいかがでしょうか。
永住権
永住権を狙うなら今がチャンスらしいですよ!ビザコンサルが口を揃えて言うのが、「今はどんどん永住権の許可が下りているので、ここ3年は狙い目」。
技術独立ビザ(Subclass 189)
このビザが自力で永住権を取りに行く王道なルートです。
ただ、このビザを取りに行くには、あなたの職業がメインのリストに載っていないといけません。
私の職種はぼんやりし過ぎてどのリストにも当てはまらない上に、主人の職種もこのリストに載っていませんでした…
なぜこのビザが人気かというと、ポイント制で、ポイントを稼げれば、永住権ゲット!
たとえば年齢が25歳~33歳の間なら30点、学歴が4大卒なら15点などなど。
ただ、もちろん人気の職種は高いポイントじゃないと通りません。
ビジネス系の職種(会計士やコンサルタントなど)は非常に人気なので、かなりポイントを稼がないといけません。
このビザが自力で永住権を取りに行く道でしたが、私たちはリストに職種が載っていないので残念…
ポイントのことをもっと知りたい方は移民局のホームページまで:
地域限定ビザ(Subclass 491→191永住権)
こちらは私が申請しようとしているビザです。
名前の通り、働ける地域が限定されているビザですが、有効期限5年の間、3年間特定の地域で働いていれば191の永住権に申請することができるビザです。
特定の地域とは?
メルボルン、シドニー、ブリスベン以外の地域であればどこでもOK!
私たちが考えているのはアデレード。田舎過ぎず、都会過ぎず、暮らしやすい場所ときいています。
主人の職種がこの地域限定の職種リストにしか載っていなかたったので、このビザを狙うしかありませんでした。
私たちの選択
やっと子供たちが友達が出来てきて、落ち着いていたのにまた引っ越しか…と悩みましたが、現在の私たちに残されたルートは:
①卒業ビザでメルボルンで3年(または5年)働き、その後491ビザでアデレードに引っ越す。
②子供がまだ幼いうちに、私の卒業と同時にアデレードに移動。485の後、491を使い、アデレードに長期間滞在し、永住権を取得し、子供たちが高校卒業まで定住。
最初の①を選択してしまうと、メルボルンには長くは居れるけど、卒業ビザが切れるころには息子がもう中学か高校なので、思春期の時に学校を変えるのはかなりのディメリット。
こういった理由で子供の今後を考えて②にすることにしました。
ビザの話はなかなか難しい…ビザは水物なのでこの記事に書かれてることも来年には意味のない記事になってしまうんだろうな。
本当に、この記事は参考程度に捉えてください。
ビザは間違って申請してしまうと、そのビザは一生申請できなくなってしまうので気をつけてください。
私たちは不安なので今後はビザコンサルに作業をお願いするつもりです。
お金はかかりますが、間違うよりマシです。
皆様もビザ申請は慎重にされてください!